成長期、保護者が気になることの一つに
お子さんの『姿勢』があると思います。
“猫背”はその代表。
「スマホばっかり見て姿勢が悪い」
「学校の荷物が毎日重くて背中が曲がっている」
「喫が付くと背中が丸くなっていてかっこ悪い」
というお話をよく耳にします。
この話の結論から言いますと、
スポーツをするお子さんにとって、どんな種目であれ、
姿勢はとても重要な要素です。
レベルの高いアスリートほど体を動かすための姿勢は良いし、
そのよい姿勢をベースに、競技種目に特化した筋肉がついています。
前回ご紹介した「睡眠時間を確保する」サポート方法と同様に、
お子さんに「姿勢をよくしなさいよ」
「背中を伸ばしなさい」「ちゃんと姿勢よくしておくんだよ」
と、何度唱えたとしても、残念ながらそれは有効な手段ではないようです。
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一つの方法はやはり“可視化する”ということになります。
抜き打ちで写真を撮るというようなことではなく、
トップアスリートの写真とお子さんの写真を並べて違いを見てみることや、
研究機関や企業が開発してるAI姿勢診断を活用するなどして、
本人に自分の現況を把握、自覚してもらったうえで、
対策を講じる方が“自分事”として取り組みやすくなります。
8月4日(日)大分市のヒマラヤスポーツ&アウトドアコムボックスさんで、
AI姿勢診断シセイカルテの体験会を行います。
お子さんの現状を知るためにぜひ、
東京大学の研究チームが開発に関わっているシセイカルテを体験にお越し下さい。
この姿勢に関しては、実は、
成長期の男子が猫背に見える、猫背になったと誤解されやすい という特徴を持つことも
知っておいていただきたいので、次回もこのお話を続けます。