
大分県サッカー協会主催の
「ウォーキングフットボールコーディネーター講習会」に参加しました。
会場は、真新しい人工芝が光る、完成したばかりの
南部スポーツ交流広場のサッカーコート。
敷設された会議室で講義を受け、14人の参加者とともに実技を
通して、この新しいフットボールへの理解を深めました。
種目の発祥は、2011年イングランド。
チェスターフィールドFCで55歳以上の高齢者の健康のためにーと始まったそうですが、
現在では、低年齢のお子さんから高齢者、健常者と障碍者が
同じフィールドで参加できる生涯スポーツとして普及活動が進められているそうです。
名称のとおり、歩いて行います。
競歩のルールと同様に、両足が地面から離れるとNGです。
身体接触もNGで、ディフェンスは進路をふさぐのみ。
オフサイドもありません。
タッチラインからボールが出た際のリスタートは、キックインもしくは
アンダースロー方式のロールイン。
キーパーからのスタートもロールインで行われます。
※さらに詳しく知りたい方は、JFAのHPをご覧ください。
実践するまでは、「サッカーとして成り立つのかな?」との思いもありましたが、
9セットの実践があっという間に感じるほど楽しいゲームでした。
このスポーツの素晴らしさについて私が感じたことは大き3つあります。
一つ目は、
『参加者全てが、参加する一人一人の姿を見守り、そこにリスペクトが生まれる』という点。
移動の速度の上限に指標があるおかげで、
周囲の状況や、一人一人のプレーの様子を見守る余裕が生まれます。
同時に、参加者一人一人の身体的な状況に合わせた工夫やパフォーマンスに気づき、
プレーや人物そのものへのリスペクトが生まれるという点です。
二つ目、
サッカーの審判のように判断・判定をするというよりは、
試合を進行するファシリテーター的な立場を守るコーディネーターの
試合を活性化する(達成感や一体感、失敗にならない状況を盛り上げる)
楽しく試合を進めるための“言葉かけ”のセンスが重要になってくる点でした。
このセンスを磨くことは、言葉によるハラスメント防止や
コーチングの新しいアイディアに繋がると感じたからです。
そして三つ目。
相手チームのボールを取りに行けない(接触プレーができない)ことで、
アジリティ能力や屈強なフィジカルでは解決できない試合展開の中での
フットボール戦略を学べる機会を自然と得られる点です。
育成年代にぜひ体験してもらいたいスポーツだと感じました。
かくいう私は、実は、NGを連発。
走りそうになるし、ディフェンスの距離は近くなるし、ボールを取りに行ってしまう始末。
それでも、コーディネーターさんのおおらかな言葉かけで、
このスポーツの醍醐味の一つでもある“セルフジャッジ”にはつながったように思います。
今回の講師を務めてくださったのは清水エスパルス教育事業部の打桐始さん。
打桐さんのコーディネートの塩梅のおかげで、
この種目の醍醐味を存分に味わいながらの学びとなりました。
ありがとうございました。
主催してくださった大分県サッカー協会の皆様、参加者の皆様にも感謝いたします。
今後は、このスポーツの普及とともに、ウォーキングそのものの講習でお役に立ちたいと
思います。