3人の息子は、「○年間、太陽と土と水にまみれてよく遊びました」
という証書を頂いて、上野愛光保育園を卒園しました。
毎日たくさん歩き、体を動かし、たくさん食べて、仲間と作業をして
共同生活の中で仲間を尊重すること、自分の意見を大切にされること
本当に多くのことを経験して学ばせていただきました。
息子たちの人間形成の原点は間違いなく、上野愛光保育園で行っていただきました。
保育園を選ぶとき、私の中の基準もまさに、
「体をよく動かせること」
「よく食べること」
「テレビやビデオではなく自然の音や人の声、楽器の音の中で過ごせること」
でしたので、家に帰ってからその日一日で子どもたちがどんな体験をしたのか
話を聞くのがとても楽しみでした。
その他にも保育園が推奨していたことの中の一つに、“睡眠”がありました。
寝ている間にしっかりと成長ホルモンを分泌させて、自律神経を整えることで
子どもたちが毎日の生活を快調に過ごせるようにしてあげようーという勧めでした。
小学生の中学年ごろからサッカーを始めた息子たち。
チームを選ぶ際に、「“子供にわかるように”具体的に指導してもらえる環境」
「小学生のうちは週に数回の練習しかないこと」
「ゆっくり眠れること」
を考えていましたが、子育ての方針と合う指導者がいるチームは家から遠かったり、
当初は少ない練習回数であっても、だんだんと日数が増えてくるなど、
理想通りにはなかなかいかないことを学びました。
また、学年が進むにつれて学習時間の確保と、練習時間と、睡眠時間の確保の
バランスをとることに苦心しました。
成長期、身長を伸ばす最大の要因は睡眠であることが研究者のエビデンスによっても
裏付けられてきています。
この問題は、保護者の工夫だけでは、解決できることではないというのが
現時点での私の結論です。では、どうすればよいのか?
からだの動きLABO で推奨しているのは、タイムサークルづくりです。
タイムサークルのお話は、また明日お送りします。