大分市緑が丘の焼き杉に囲まれたコンディショニングスタジオ。大分市街地かから車で30分。さまざまな競技のジュニアアスリート(小学生~高校生)の競技動作動づくりや、社会人の姿勢改善と日常動作改善をサポート。スタジオを拠点としたスポーツ、カルチャーイベントも開催からだの動きLABO

受付時間: 9:00~20:00(応相談)  

  1. ブログ
 

ブログ


2024/03/19
AI姿勢分析 シセイカルテ のシステムを導入して、

これまで、テニス、サッカーのジュニアアスリートさんを対象に
分析体験会を行ってきました。



4月には、宮崎県まで遠征して、
レスリング選手の測定を行います。

ジュニアアスリートの測定写真については、
個人情報を守るために、公開はできませんが、

姿勢分析をきっかけに、
指導者や保護者に伝えたいメッセージがあります。

それは、体の成長過程の個性が、パフォーマンスの個性だということ。
特異でできる理由も、その時不得意でできない理由もそこにあるということです。

子どものからだの成長という言葉で、おそらく思いつくのは
「身長」「体重」だと思います。
特に身長は、注目度ナンバーワンですね。

人間は、立ち上がって二足歩行する動物です。
体のパーツの中では割合的に重たい頭を一番上にのせて移動します。

背が上に伸びることを成長と捉えるのは、成長の一側面でしかありません。

骨盤のサイズがなかなか大きくならない子

骨盤と仙骨との成長加減が違ったり、
筋繊維が太くなるならない、
内臓の充実が身長の伸びになかなかおいつけない

などなど、たくさんの要素がからだの成長なんですね。

だから、「○ねんせいだから、これぐらいの技術が身につくはずだ」とか
「なかなか足が速くならない」とか、
その子の成長の物差しではない物差しで、判断しないでほしいということです。

そういう視点の延長線上で、小学生や中学生の全国大会はなくていいと思っています。

測定にご協力いただいているチーム・選手の皆さん、
本当にありがとうございます。


2024/02/21
高校生まで からだの動きLABO(当時は、ここから屋)で
コンディショニングやトレーニングに来てくれていた
 友岡 優仁(マサキ)君が、
進学先のニュージーランドの陸上競技全国大会の10種競技で
 準優勝しました。

 
 この大会、優仁君は4種目で自己ベストをマークしたそうですが、
 このニュースを聞いて、私が一番うれしかったのは、
 ずっと、記録が停滞して悩んでいた100mで、自己ベストが出た
 という点でした。

 彼のフィジカルコンディショニングに中学生の頃から関わらせて
 頂きました。
 身長がどんどん伸びて、高校3年生の頃には196㎝までになりました。
 体のサイズで、様々な立場の方々が、競技者としての彼に期待をしました。

 私が。彼について一番理解していたことは、
 彼の外見と内面(脳内の変化)の成長、また、内臓系の充実、
 それぞれの成長にタイムラグがあることでした。

 それは、身長の高い優仁君に限らず、
 まったく反対に、身長がなかなか伸びない選手や、
 言ってしまえば、どんなお子さんにもなくはない事象であるということ。

 そのことで、競技力に関して悩みが出て来たり、壁にぶつかったりするのは、
 誰にでも起こることです。

 ただ、そのフィジカル的な状況や状態を、関わる周囲の大人たちが
 理解している環境とそうではない環境とを想像すると、
 やはり、理解している大人、例えば、家族、指導者がいる方が
 客観的に努力の方向性や道筋を、本人が見出しやすいのだろうと思います。

 私の親戚の子は、子供の頃に大きな手術をして、その手術による体の状態で、
 “からだを瞬時に引いて後ろに下がる”という動作に支障がありました。
 指導者は、手術のことを知っていましたが、それが、彼女の競技動作に
 具体的にどのように影響しているのかを全く理解していなかった。

 結果、彼女はいつもその状態で起こる現象を“失敗”とみなされて、
 指導者から怒鳴り続けられていました。

 つまり、競技成績云々の前に、
 彼女は、“監督から理解されていない”ということについても
 指導者と対等な立場でない状況下で克服しなくてはならなかったわけです。

 それも人生 と言ってしまえば、そうかもしれませんが、
 私はこうした現象に、改善の余地ありだと思うのです。

 
 話を優仁君に戻します。
 本人曰く、準優勝したものの、
 自分の中ではまだ納得できるパフォーマンスではなかったそうで、
 その気持ちを知って、十分に根っこを太くした本人の取り組みが、
 今を創ったなあと、感じました。

 同時に、私の仕事そのものの全体像を空の上のドローンから
 眺めることが出来たような気持になりました。

 これからも、
 今、地を耕し、根っこを育てている選手たちと大切な時間を過ごしていきたいなあ。
 そう、思える出来事でした。
 

2024/02/01
からだの動きLABOでは、

パーソナルコンディショニング、グループレッスンどちらでも

五本指ソックス もしくは 裸足 を推奨しています。

一番目の理由は、お客様の足の状態を把握するためです。

同時に、お客様ご自身にもご自身の足の特徴や状態を知っていただくことを目的としています。

○浮指になっていないかな?
○母指球から小指球までのゾーンを使えているな?
○外反母趾ではないかな?      などなどです。

二番目の理由は、
足のコンディショニング・エクササイズ、ストレッチ、ケア、トレーニングの際に

○ターゲットがどこかをお伝えしやすい
○動きの中でどんな癖があるのかを観察しやすい  からです。

とはいえ、個人の趣味や考えを変えてまで、
強制的に五本指ソックスを履いていただくわけではありません。 

ただ、靴下も靴も、形状によって、それぞれの機能があるということを理解していただくと、

ご自身の状況に適したものを選べると思います。

例えば、足袋状の靴下がありますね。親指とその他の指の二つに分かれている形状のものです。

あの形状の特徴は、鼻緒のついた履物に適していて、親指と母指球が使いやすくなります。

ただ、エネルギーを消費するダイナミックな動きというよりは、

省エネ型の動き(日本伝統のなんばの動き)に適しています。

おのずと、重心の位置や運び方に違いが出てきます。

靴下も靴も、ご自身の状態や運動の目的に適したものを選ぶことをお勧めします。


    

2024/01/27
この時期、ジュニアアスリートさんたちは、

進級前の「新人戦」で毎週試合が続いています。

そして、進学組の皆さんはと言うと、

県外の学校に進学することが多く、

からだの動きLABO としては、ちょっと寂しい季節です。

もちろん、親元を離れて新しい環境で、自分の好きな競技に

さらなるチャレンジをする皆さんを応援しています。

○自分の強み ○体の状況・状態 ○自分の課題に必要なこととそうではないこと
○時間の使い方(リラックスする時間や競技以外の文化・芸術を楽しむ時間なども)
○優先順位を決めて実行に移す 

客観的に思考する習慣を、コンディショニング に取り組んだ経験から
思い出してもらえるといいなぁ、と、思っています。

また、長期休みに会える日を楽しみにしています。


2024/01/25
体を上手く操って、イメージ通りのプレーをができる。

アスリートの理想です。

そのための一つのポイントは、

自身の体(普通に立った姿勢)の重心を高くしておくこと。

からだの重心が低いと、

運動動作として重心を下げてから
①ボールを追ったり
②相手を追いかけたり
③ジャンプしようとしたり

しても、床や地面からの反力を十分キャッチして、
上半身に伝えるパワーが減ってしまいます。

カンタンに想像してもらうと、

5センチくらいのコイル状のスプリングを立てて置き、

その2分の1、つまり2.5センチのところを
床に垂直に押して手を放して飛ぶ距離と

5センチのところから同じように押して手を放して飛ぶ距離を
想像してもらうと良いと思います。

「低い姿勢からのパワフルな動きが出せるコンディショニングとトレーニングをお願いします」

と、ある指導者から依頼されています。

そこで私は、屋外で寝そべることや道具が使えない環境条件で、

①床からしっかり反力がもらえる足のコンディショニング から始めて、

②胸郭からの腕の動きで重心を高い位置に誘導するコンディショニングエクササイズ

③適切な股関節角度を調整できる足の動きのトレーニングアクティビティ

④低い姿勢からのトレーニング

という流れで、アスリートたちの動きを導き出しました。

この過程で個別に細かい課題(例えば、浮指の癖がある、外反母趾など)が表面化してきたものの、

全体として、競技のパフォーマンスがグレードアップしました。

単純に、下半身に筋肉をつければパワーアップできるわけではなく、

かえって、ブレーキを増長してしまうこともありますよ。

<<  <  7  8  9  >  >>

 からだの動きLABO 

成長期の体の変化に対応した「からだの動き」を磨こう!

スポーツキャリアの積み重ねと継続を「からだの動きを知る」ことでサポート。

ジュニアアスリートの自信と笑顔を守ります!

電話番号:080-5207-7787

受付時間: 9:00~20:00(応相談) 


所在地 : 大分県大分市緑ヶ丘  アクセスはこちら