からだの動きLABOで開催する講習会やクリニックの中で、
Jr.アスリートである子どもたちが日々疲れを感じているー
という話題が出てくることがあります。
ある講演会では、講師に子ども本人から
「いつも疲れているのですがどうしたらいいですか?」
という質問が出ました。
答えは、練習の休養日の確保や、
睡眠時間をいかに確保するかと言った内容でしたが、
(※睡眠時間の確保については、以前ここで紹介した
“タイムサークル”の内容を参考にしてください)
公認スポーツ栄養士さんからは、
「貧血の検査をしてみたらどうでしょうか?」
というアドバイスを頂きました。
以前、からだの動きLABOでコンディショニングに取り組んでいた
サッカーのJr.アスリートさんが、成長期とともに重度の貧血になり、
栄養士さんからの栄養指導と、重心改善とともに、
踵への負担を軽減する動作改善も取り組んだことがありました。
貧血状態や疲労がたまっているとき、
重心が踵に偏り、貧血が進んでしまうことはよくあります。
保護者が病院での貧血検査を受けるという行動を起こして、
公認スポーツ栄養士とコンディショナーのサポートを受けることで、
徐々に体力も回復し、走れるようになりましたが、
原因を見逃していたら、
その選手は“思うように動けない不甲斐ない自分という思い”と
向き合い続けなければならなかったかもしれません。
子どもたちは不調を感じているけれども、
試合に出たいから、
周りの人に心配をかけるから、
チームのために休めないから、と、
なかなか言い出せない、子どもは大人の想像より多いのだと思います。
そこで、12月14日(土)18:00~
Jr.アスリートのらめの「疲れを見抜き改善する方法」講座を開催します。
講師は、KAGO食スポーツ取締役 公認スポーツ栄養士の長島未央子先生。
多くの部活生やクラブチームに所属するJr.アスリートの栄養指導や
貧血などの調査研究に携わっています。
お子さんが、快活にスポーツに取り組めるためのサポートとして、
ぜひ、親子でご参加ください!