明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末に、約2年越しに検討していた姿勢分析のシステム
シセイカルテ を正式に導入しました。
これまで目視や筋力チェック、
携帯電話機能の応用などで対応してきた姿勢分析を
お客様の方が理解しやすい形で提供できるサービスとして
グレードアップすることにしました。
早速、年末年始、
JWSA(ジャパンウエストスポーツアカデミー)さんの合宿や
冬休みで帰省中のアスリートさんの
コンディショニングやトレーニングの際に、
シセイカルテによる姿勢分析を行いました。
独自の手法で行ってきた姿勢分析で感じてきたことを
裏付ける結果となりました。
それは、
“競技グセの体”の選手の割合が多いということです。
例えば、テニスで右利きならば、
右利き使用に体が歪でいる。
体を傾けてボールを蹴るサッカーの動作で
足首の一部分が硬くなってしまっていると、
立位もその足首でのバランスに対応した筋肉を使っている。
眼球の動きではなく、首を下げてボールを蹴るクセの
サッカー選手は、それなりの体のずれが出ている。
さらに、そうした競技グセ姿勢の選手は、
地域や日本国内のブロックで活躍していたとしても
①故障を繰り返している
②伸び悩んでいく
傾向にあることが見えました。
では、競技者の体とは?
もちろん、競技の特異性に適応した身体は必要です。
陸上選手に激しいタックルが必要なラグビーは向きません。
(大学の夏のラグビー集中講義で、陸上部の同級生たちが
次々とケガをしていきました)
“競技に必要なテクニックを生み出せる体”
ということになるのだと思います。
“競技グセの体”とは、異なります。