
順天堂大学 女性スポーツ研究センター主催
「女性リーダーアカデミー2024」は、
10月29日から3日間の日程で、軽井沢プリンスホテルで行われました。
同アカデミーは、リーダー・コーチを目指す女性のために、
科学的根拠に基づいたコーチ教育とトレーニングを提供し、
キャリア形成をサポートするネットワーク構築の機会を設け、
様々な分野のメンター的人材と面識を得られる機会が提供される
女性スポーツに特化した、国内では唯一無二のアカデミックな場です。
私がこの会に参加するきっかけを頂いたのは、
からだの動きLABOのコンディショニングには欠かせない
スポーツ栄養分野でお世話になっている公認スポーツ栄養士さんから。
情報を知り、早速申し込みました。
3日間で、「コーチのためのモチベーション戦略」「スポーツとジェンダー」
「リーダーシップとコラボレーション」など、
15の講義を受講しましたが、どの講義も非常に興味深く、
指導対象となるアスリートのために重要な内容ばかりでした。
順天堂大学スポーツ健康科学研究科大学院特任教授・小笠原悦子さんをはじめ、
オリンピアンの山口香さん(筑波大学教授)、田中ウルヴェ京さん(慶應義塾大学特任准教授)、
国内女性スポーツに関する研究者や、海外の女性スポーツ組織で活躍する指導者や研究者
多彩な講師陣との生の交流は、今後の活動に良い刺激となりました。
参加者は30人。私たちはこのアカデミーの10期生として、
女性リーダーネットワークの一員となりました。
この経験を、大分の子どもたちに具体的に還元していくこと、
それが私の今後の楽しみになりました。
たくさんの学びの中で、一つ、印象深く私を迎えてくれた言葉があります。
国際女性ワーキンググループIWG事務局長のリサ・オキーフさんの
「知識はシェアすることで財産となる」という言葉です。
この言葉とほぼ同じ言葉に、私は今年7月千葉で出会っていました。
スペインのプロサッカークラブビジャレアルの講演会に参加した際に、
同チームの元レディーストップチーム監督(現在・フィットボールマネジメント部所属)
佐伯夕利子さんが伝えてくれた言葉でした。
寛容でいて、未来を見据える強い意志と、実際の行動力が感じられるこの言葉を
二人の女性から聞いたことも、私にとっては大変意義深い出来事になりました。
さて、この度、一般社団法人大分スポーツサロン Aーブリッジ を設立します。
この会を通して、大分のスポーツに頑張る子どもたちと、それを支える大人や企業とを繋ぎ、
スポーツにより楽しく関われる環境作りを目指していきたいと考えています。
女性リーダーアカデミー修了生として、胸を張って、この活動に取り組んでいきます。