「スポーツに頑張ることもを隠れ疲れから救うセミナー」の第2弾
「姿勢で見抜く子どもの疲れ」の補足を少し。
セミナーの中では、AI姿勢分析カルティを使った分析結果で、
重心点が良いということを重視してお話を進めたのですが、
実は、重心点が良くても、腰痛もちの選手や、故障を繰り返している選手は
少なくないのが現実です。
なぜかというと、重心点や体の軸を真っすぐに保ちながらも、
テクニックやスキルを発揮するために“代償動作=エラー動作”を使っている
からなのです。
結果的に、体に偏った緊張部位が出来たり、負担がかかったりが続くことで
“隠れ疲れ”状態に陥っている選手は多いと思います。
実施する競技において、お子さんの持つポテンシャルを
どのように発揮したいのか(=パフォーマンスゴールの明確化)を考え、
その子のエラーの原因や問題点(=ボトルネック)がどの部分なのかを
大人(指導者や保護者)がよく観察しておくことが
子どもたちを隠れ疲れから救う重要な方法の一つだと言えます。