AI姿勢分析『カルティ』を導入して3年目がスタートしました。
これまで小学生のJr.アスリートからプロスポーツ選手やオリンピアンまで、
幅広いスポーツ選手320人、延べ約1300回の測定分析を行ってきました。
姿勢の状態=日常やスポーツでの動作習慣を可視化して、
本人、保護者、コンディショナーが共有することで、多くのメリットが得られました。
本人が自分の状態や状況を理解でき、目的のために取り組む具体的な目標が見えてきた
保護者がお子さんの状態や状況を知ることで、お子さんのパフォーマンスの理由を理解することが出来てきた
データが管理できているので、改善点が具体的にわかり、アスリートのモチベーションに繋がりやすくなった
- 姿勢改善やケアが、パフォーマンスの改善に繋がっていることがわかり易くなった
そして、成長期のアスリートさんにはいくつかの傾向を見ることが出来ます。
Ⅰ)状態や状況を基に、相談して作成する「アクティビティメニュー」の取り組みを生活の中に 習慣化できているアスリートさんの場合。
スコアが短期的に向上しやすい傾向にあります。小学6年生のY君の場合、一日の締めくくりで必ずメニューに
取り組むことが習慣化しているようで、昨年12月の測定から約2か月たった今回の測定では競技特性に合った
姿勢になってきました。
本人の感覚で、からだが動かしやすくなってきているそうです。Y君の成長過程が一旦落ち着いてきたことも
改善の要素の一つだと思います。
昨年12月 今年1月
Ⅱ)骨が伸びる時期に入り、筋肉の質が変化してきた細身の選手では、競技の頻度や強度に姿勢が
左右されやすく、からだのバランスをとることに相応のエネルギーを要している傾向にある。
そのことで、競技中に疲れやすく見えたり、時間経過とともに、動きに切れがなくなるっている
ように、保護者が感じていることも分かりました。
Ⅲ)日常の座る姿勢、ゲームや携帯を操作する際の姿勢、家の環境(ソファーをよく使うなど)、
登下校で運ぶ荷物の重さやその形状、学校や日常で履くスリッパや靴の形状や継続時間いんも
大きく影響されていることもわかってきました
総じて言えることは、やはり、人の姿勢は個性であり、その人に動きを表しているものであるということ。
特に、成長期では、同じ学年、同じ性別であろうと、個々に違っていて、
同学年の誰かと同じようなパフォーマンスを望むようなスタンスで応援するのは、
そもそもナンセンスであること。
一人一人のお子さんの“頑張り”や“楽しむ気持ちや“~なりたい気持ち”そのものを
支援・応援していけばいいのだと改めて気づかせていただいています。