小学生のトレーニング風景を見た時の
保護者とフィジカルコンディショナーに見えているもにフォーカスします。
※例え話なので、設定しているような状況の全てに当てはまるものではありません。
グラウンドでは、小学校高学年の子どもたちが円を描いて、
トレーニングを行っています。
コーチの声掛けで、V字腹筋や、クランチなどをやっています。
保護者の視点 「コーチ、熱心にやってくださっているなぁ」
「子どもたちも頑張ってる。頑張れ~!!」
フィジカルコンディショナーの視点
「この年代は、腰椎と仙骨の部分は未発達だし、
腹圧をコントロールできている子も少ない中で
硬い地面の上で、腰や骨盤、背中に負担がかかっているなぁ」
「クランチも、おなかが下がっていて、
肩や腕に負担がかかっている子も多いなぁ」
骨盤帯の中央にある仙骨は30歳ごろまで変化成長するという説があります。
子どもたちの何を向上しようとしているのか、
目的=パフォーマンスゴールが明確であれば、
大人と同じトレーニングではなく、子どもたちの体の変化や成長に合わせた
メニューであっても効果は変わりません。